一人暮らしを始めたいけど、具体的にどれぐらいかかるか不安ですよね。
そこで、一人暮らしを始める際に必要となるものと、それに付随してかかる費用を簡単に解説します。
自分の実体験に合わせてできる限り実情にあった内容をご紹介します!
先に結論だけ書きますと、家賃5万円の家で一人暮らしを始めるで、大体35万円〜45万円程度、
家賃7万円の家だと45万円〜55万円程度を考えておきましょう。
〜目次〜
0. 必要なのは大きく3つ
大きく、「部屋を借りるための費用」「引越し」「生活必需品」の3つと考えましょう。
それぞれについて以下で解説します。
1. 部屋を借りる
これが一番金額的に大きくなりがちなので、しっかり抑えましょう。
結論だけ先に書いておきますと、大体家賃の5~7ヶ月分+3万円程度を想定しましょう。ただし、敷金礼金の有無によって多少変わります。
部屋を借りる際に主に必要なのは下記になります。
- 2ヶ月分の家賃
- 敷金
- 礼金
- 仲人手数料
- 鍵交換/清掃料
- その他初期費用
一つずつ解説します。
2ヶ月分の家賃
住み始める月+次の月の家賃が初期費用として必要となります。
もし住み始める日が、中日(月初めの1日以外)の場合は、日割り家賃+次の月の家賃となります。
※日割り家賃:11日からの場合はその月は20日住むので ”家賃 × (20 / 31)”となります。
敷金
相場は家賃の1ヶ月分になります。特に傷つけていなければ退去時に返ってくることが多いです。物件によっては0円のところもありますが、退去時に請求される場合もあるので注意が必要です。
ちなみに、よく敷金が返ってこないということで問題になりますが、そこまで多いトラブルではありません。また、最近は「清掃料」などをとっている物件も多いので、そちらで賄えるため返ってくることが多いです。
返ってこない場合はしっかり交渉しましょう。もちろん傷をつけたなど、明らかに修復が必要な場合はおとなしく支払いましょう。
礼金
こちらも相場は家賃の1ヶ月分です。こちらは退去時には返ってこないので注意しましょう。
最近は礼金を取らない物件も増えてきました。月割りすると、多少家賃が高くても礼金ないことのメリットが大きい場合が多いので、しっかり計算しましょう。
仲人手数料
こちらは、不動産屋さんに払うお金ですね。こちらも大体1ヶ月分の家賃になります。当然ですが、こちらも返ってきません。
鍵交換料/清掃料
こちらも殆どの賃貸についてくると思います。大体それぞれ1.5~2万円程度が相場となります。下記のように物件情報などのページに記載されていますので、必ずチェックしましょう。
ホームズより
その他初期費用
主に保険料/保証料などになります。こちらも1ヶ月分ぐらいの家賃が目安です。
以上を合わせると、大体家賃の6~7ヶ月分+3万円程度になりますね。
上にも書いたように礼金の有無で変わってきますので、しっかり計算しましょう。
2. 引越し
基本的に初めて一人暮らしする人は2~3万円、2回目以降で家電等がすでに揃っている人は3~4万円を想定して下さい。
繁忙期になると+1万円ぐらいになります。
ちなみに、安く抑えるポイントとしては「繁忙期(3,9,12月)を外す」「時間は指定しない」「相見積もりを依頼する」になります。
3. 家電等の生活必需品
こちらは、本当にピンキリなので、新生活を始める人向けにある程度安めのものを選んだ想定で解説します。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 掃除機
- 机/椅子/収納ケース
- カーテン/照明
- ベッド
結論から書くと10万円〜を目安として下さい。
一つずつ簡単に解説していきます。
冷蔵庫
自炊をしない方は、かなり小さめの安いもので良いと思いますが、自炊をする方は気を使って下さい。特に冷凍庫の容量は大きければ大きいほど良いです。一人暮らしで自炊をすると、とにかく冷凍庫を使います。
予算目安:18000円(非自炊)〜35000円程度
選ぶポイント:冷凍庫の容量/騒音/上に電子レンジを置けるかどうか
洗濯機
選ぶポイントとしては、乾燥機能がついてるかどうかです。1~2万円は高くなりますが、あると便利なので、余裕のある方はつけましょう。風乾燥という、脱水と乾燥の中間ぐらいの機能も多いです。こちらは乾くのが早くなるぐらいのイメージでいて下さい。
なお、近くにコインランドリーがある方で、部屋が狭い方はそちらを使うのも一考です。
予算目安:20000円(海外ブランド)〜40000円(国産/乾燥機能付き)
選ぶポイント:乾燥機能の有無/容量
電子レンジ
これも必須だと思って下さい。オススメとしてはトースト機能があるものがあるものです。ただし、安いレンジのトースト機能だと使い物にならない(明らかに弱い)ものもあるので、口コミなどでしっかり比較しましょう。
また、”温め機能(お弁当や常備菜向け)”や”解凍(お肉や野菜)”があると便利です。
予算目安:6000円(単機能)〜15000円
選ぶポイント:トースト機能/ワット数
掃除機
これに関しては、実は結構場所を取るので、部屋が小さい場合はほうきとコロコロで賄うのも手です。
また、スティクタイプかキャニスター(一般的なもの)かなど、種類も豊富ですので比較サイトなどで確認しましょう。
予算目安:8000円〜20000円
選ぶポイント:吸引方式/スティックorキャニスター 等
机/椅子/収納ケース
これは生活環境にもより、ちゃぶ台だけで住む方もいますし、椅子と机が欲しい方もいると思います。
家でしっかり作業や勉強をしたいという方は、机と椅子を購入するのがオススメですが、帰って寝るだけな方は、場所も取らないですしちゃぶ台を購入して、必要に応じて購入して行くのが良いと思います。
ちゃぶ台:3000~10000円
机:5000円〜15000円
椅子:3000円〜10000円
カーテン/照明
以外と忘れがちですが、必ず必要と考えてください。カーテンはレースと通常の2種類を買いましょう。
照明は規格が異なったりする場合もあるので、しっかり確認しましょう(すでについている場合も結構あります)。また、特に寝室は電気を消す時に立ち上がらなくて良いので、リモコンがあったほうが何かと便利です。
カーテン(レース含む):5000円~10000円/窓
照明:3000円〜10000円
ベッド(布団)
寝具は生活の中で重要になるので、予算内でしっかり良いものを選びましょう。枕に気を使うと特にコスパが良い気がします。
※以下は、敷布団/掛け布団/枕 等一式含めた想定です。
布団:15000円〜30000円
ベッド(マットレス含む):15000円〜40000円
4. まとめ
こうしてまとめてみると意外とかかりますね。
特に新社会人で一人暮らしを始める人は、これぐらいかかる、というのを想定した上で家族に多少の援助はお願いして見ましょう。
具体的に説明できればきっと手を貸してくれると思います。
以上、読んでいただきありがとうございました。